プロジェクトNo.4 NPO法人群馬の医療と言語・文化を考える会

言葉の心配をせずに、安心して病院に行ける群馬県にしたい。

多くの外国人が住む群馬県
現在群馬県には約6万人の外国人が生活しています。日本語がわからなくて苦労している方は大勢います。特に、病気やケガで病院にかかる時は大変です。医師の説明を聞いても、自分がどういう病気なのかわからない外国人もいます。
病院側も、正しく伝わっているかどうか心配に思う場面が多々あります。
安心して診察し、診察を受けられる環境をつくるために、医療通訳制度の充実が必要です。

「英語が通じる」だけでは解決しない
医師と患者が互いに英語を話せればいいのでは?と思うかもしれませんが、それでは問題は解決しません。
・医療分野に特有の専門用語を、患者に分かる平易な英語に置き換える。
・患者の母国と日本との医療制度や文化の違いを理解し合う。
単なる言葉の壁だけでなく、こういった分野の壁・文化の壁もあるのです。
患者の母国の医療制度を認識し、入退院の手続きや医療費の支払いについて説明し、かつ患者さんの精神的不安をも解消しなければならない。さらに、英語を話せない人のためにさまざまな言語で対応する必要がある。そのために必要なのが「医療通訳」なのです。

ことばの格差がいのちの格差にならないために
地域によっては住民の4人に1人が外国の人で、母国語ごとに独自のコミュニティを形成している場合もあります。医療通訳はそういった県内でも特定の地域にのみ必要なしくみではないのか、と思われるかもしれません。
しかし本当に通訳が必要なのは、コミュニティが形成されず地域で孤立しがちな外国の人。県内のいたるところであり得ることなのです。
適切な医療を受けることは、国籍や言葉や文化の違いにかかわらず、基本的な人権です。それを支える「医療通訳」というしくみを群馬県でつくりあげていくために、県や医療機関と連携しながら進めています。

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2020年5月17日

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